いつものお寺（宝幢寺）でいつもとは異なる雰囲気のお寺ヨガ。
カラフルなヨガマットの上にお座りになっているおじ様方。
習志野JC様からのご依頼で定例会でのヨガ講師を努めてきました。

写真ではいくらか和やかですが、これからヨガをするなんて到底考えられないような厳粛な開会式に居合わせた私は、その雰囲気にド緊張し久しぶりに口から胃が出そうな感覚を体験してきました(笑)

15名ほどのおじ様たち（女性も1名いました）、ほとんどはヨガなんてやったことのないおじ様たちです。
さて、私がこの人たちの前でできることは何なのか。

ヨガと初めまして、私と初めまして、ほどんど仕事の気分（真相は知りませんが…）でこの場に腰を下ろしている皆様。
ヨガってなんだっけ？
ヨガが教えてくれることってなんだっけ？
私が伝えたいことってなんだっけ？
そんなことを話し始めたら口から飛び出そうだった胃が私の中の定位置に落ち着いていました。
相手が誰であっても伝えたいことはいつも一緒です。

きっと働き盛りの皆様。
仕事に忙しく体のケアはおざなりになっているのではないかなと感じました。
しわくちゃになって固まってしまったハンカチをゆっくりと優しく広げてアイロンでしわを伸ばしていくようにアーサナしていきます。
そしてそれが心のケアに繋がるということ。

あぁ、良かった。この笑顔をいただけて。

定例会で幹事さんが企画した”ヨガ”。
始まりこそは、不安だったり、不本意だったりとネガティブモードだったかもしれません。
シャバーサナから明けてカラフルなマットの上にスッカーサナで座った時、心の矢印は始まりとは別の方向に向かってくれていたことを私は確信しています。

“自利利他”
この日法話で頂いたお言葉。仏様から頂いたお言葉に救われました。
“カラフルなマットの上の”私”を幸せにしてあげること。”
生意気ながら未熟な私がおじ様たちにそんなことを伝えさせていただきました。

こんな日が来ることを望んで作っておいたインディゴのHPの出張ヨガの料金表が日の目を見てこの度お声掛けしていただきました。
私にとって初めてとなった出張ヨガでのガイドは大変貴重な経験となりました。

機会を与えてくださったこと、そしてヨガをお伝えするのに最適な場所でそれができたということに心から感謝しています。